住宅ローンをお考えの方はどこで借りるのか、借りられるのか、不安が多いと思います。

事前にどこで借りられるのか知っておくと、ハウスメーカーや工務店からローンの話をされた際に、

スムーズにマイホーム作りが進むと思います。

では住宅ローンはどこで借りられるのでしょうか。

住宅用のローンの取り扱いは主にメガバンク、地方銀行、信用金庫、労働銀行、ネット銀行などです。

2003年からは住宅ローン販売に特化したモーゲージバンクもあります。

※モーゲージバンクとは、住宅ローンを専門に取り扱う会社で、金融関連会社や住宅関連会社等が母体となって設立されています。

それぞれの特徴はとして

●メガバンクは取扱いのローンの種類が多く、専門の相談窓口もあります。ただ、審査が厳しいです。

●地方銀行は地元の銀行と言う事で地域ならではの商品がある場合もあり、審査はメガバンクよりも緩め。

●信用銀行は地方銀行と同じく地域密着なので地元ならではのユニークな商品を出していることがあります。

●労働銀行は労働組合など組合員とそれ以外の人で保証料などが違うので、お得なサービスを受けることが出来るのは組合員と同一生計の家族となります。

●ネット銀行は店舗が無いので人件費がない分、金利が安い。また、店舗に出向かなくてもいいのでお家にいながらローンを組むことが出来ます。ただ、自分で書類を集めたり、書類審査に時間がかかるとこがあります。

ここまでが民間や信金、労金のローンの特徴になります。

みなさんがよく聞く住宅ローンと言えば「フラット35」ではないでしょうか？

フラット35は住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携するローンで2003年に誕生しました。

フラット35は住宅金融支援機構が直接販売するのではなく、

代理店である銀行などが販売します。なので、窓口の金融機関によって金利が異なります。

では、フラット35と民間などの違いはなんでしょうか。

フラット35の金利は固定型で、自営業や契約社員でも借りやすく、返済額が一定で安心です。

民間などの場合は金利タイプに種類があり、付帯サービスが多彩です。

また、自分で手続きできれば金利の低いネット銀行もあります。

とくに銀行の住宅ローンとの決定的な違いは、団体信用生命保険に加入しなくてよい点です。

※団体信用生命保険とは住宅ローンに特化した保険。住宅ローンの返済中に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される保障制度です。

団体信用生命保険は所得控除（生命保険料控除）の対象外です。健康状態によっては加入できないこともあります。
また、特約の付加で住宅ローンにプラスして費用がかかるので、費用を抑えるために現在加入中の保険を見直す必要もあります。

住宅ローンの種類は約4,000種類以上と言われています。

なので、すべてを比較することは難しいですが、基本的なことや違い、特徴、審査の流れなどを知っておくことは大切です。

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