理解できていますか?住宅ローンについて
- 2024/07/05
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目次
札幌市で新築住宅(注文住宅や定額制の新築住宅、犬や猫と暮らせる家)や
リフォーム、リノベーションの施工、販売を行っている
クマホーム・イシケン工業(クマホーム)です。
今日は住宅ローンについて、お話します。
住宅ローンの金利タイプと特徴
- 全期間固定金利型
住宅ローンの金利タイプの中で、借入時の金利が返済開始から終了まで固定されています。借入期間中の金利が変わらないため、毎回の返済額や総返済額が借り入れた時点で確定します。代表的な全期間固定金利の住宅ローンは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して取り扱う「フラット35」です。また、民間金融機関が独自に全期間固定金利の商品を出している場合もあります。子育てや老後の資金準備など家計の見通しが立てやすいメリットがあります。
- 固定金利期間選択型
金利を一定期間固定する特約がついています。固定金利期間終了後はその時点の金利で改めて変動金利型や固定金利期間選択型を選べる仕組みになっています。固定期間金利が短いほど適用金利が低めで金融機関の金利優遇の対象になります。返済期間中の金利が固定されているので、金利が上昇しても影響を受けないという安心感があります。特に全期間固定型は、借り入れをした時点で毎月の返済額と総返済額が決定するため、将来的の計画を立てやすいのがメリットです。
- 変動金利
半年ごとに適用金利が見直されます。金利が変わると連動して、返済金額が変わるタイプと返済額について5年ごとの改定でその変動幅は1.25倍までとするタイプがあります。高金利期や金利下降期にはメリットを享受できます。
- 金利ミックス型
全額を同じ金利タイプで借入するだけでなく、他の金利タイプと組み合わせることも可能です組み合わせる場合には金融機関によって2本の住宅ローンになる場合と1本となる場合があります。組み合わせの比率の検討が必要です。
自分に合った住宅ローン
自分にあった住宅ローンはどれなのかわからない場合は、
ライフプランから考えることをお勧めします。
- 教育費のピークを考える
教育費のピークはお子さんが高校や大学入学の時期ですよね。教育費のピーク時に、金利上昇により住宅ローンの返済額が増えれば家計への負担は大きくなります。固定金利選択型などで、支出のピークが終了するまで金利を固定しておくと安心です。
- 家計に余裕がない
家計にあまり余裕がないという場合には、金利が上昇して返済額が増加する変動金利型などは家計が不安定になりがちです。そこで、全期間固定金利型を利用することにより返済額の変動がないようにします。変動金利型に比べて金利は高めですので、その金利でも返済できる借入額に抑えることが大切です。
- 共働きで家計に余裕がある
共働きで収入に対して借入額が少ない場合や教育費のピークが家計に影響がなく、余裕がある場合には、金利が上昇しても対応できる可能性があります。どの金利タイプを選ぶか選択肢は色々あります。
まとめ
まずは、将来のことをご家族で話し合ってみて下さい。
子育て、老後を見据えたライフプランを立てることをおすすめします。
住宅ローンはたくさん借りられるから借りるというより、
出来るだけゆとりある資金計画が望ましいです。
無理をせず、出来るだけゆとりのあるものにするようにしてください。