シンボルツリーを植えてみよう!
- 2023/12/22
- コラム
目次
シンボルツリーとは?
シンボルツリーとは、ご自宅のポイントとなる庭木のことを言います。
結婚記念日やお子さんの誕生など記念に植える方もいらっしゃいます。
玄関前だとポイントとなり、お家のデザインと合わせるのもおすすめです。
また、お庭ですと木陰を作ってくれたり、風よけにもなりますし、
シンボルツリーをライトで照らすことで防犯効果が生まれたりもします。
ここ10年でシンボルツリーの人気はとても高まっています。
インスタなどSNSでも見る機会が多く、
打合せの段階でシンボルツリーのお話をされる方も多いです。
玄関前に植える場合は建築士や建築デザイナーに
前もってお願いすると木も含めて図面を書いてくれます。
ガーデニングのようにお手入れが大変ではないので、
住むエリアに合わせた庭木にするのがおすすめです。
常緑樹でおすすめのシンボルツリー
シンボルツリーは一年中葉が楽しめる「常緑樹」、
季節によって変化がある「落葉樹」があります。
「コニファー」
コニファーはヨーロッパ原産の針葉樹の総称で、全部で500種類以上もあります。中でもシルバースターは高さが1.2〜1.8mほどに育つ低木品種です。剪定しなくても美しいロケット型の樹形になり、お手入れの手間がかかりません。
「ユーカリ」
ユーカリは葉形がさまざまで、シルバーがかったグリーンの葉色が人気です。種類が多く、現在では800種以上が確認されています。葉からは爽やかな香りがし、とくにレモン・ユーカリはレモンのような香りがします。その香りには防虫効果があり、虫が苦手な方にもおすすめです。ただ、耐寒性が低く、寒い地域で育てる場合は室内で越冬させるなどの工夫が必要です。
落葉樹でおすすめのシンボルツリー
「アオダモ」
アオダモは4〜5月ごろに白い花を咲かせる花木です。雑木風の自然な樹形が和洋問わず馴染んで人気を集めています。成長が遅いので剪定の手入れが、あまりかからないことから、初心者でも育てやすいシンボルツリーになります。
「イロハモミジ」
葉の色の移り変わりを感じ、四季を楽しむことができるのが特徴です。和風のお家に植えられていることが多いこともあって、和風庭園のシンボルツリーとしてや坪庭によく取り入れられます。
北海道で育てるとしたらおすすめのシンボルツリーは?
先ほど紹介した木々も北海道で育てることが出来ますが、
おすすめは!「ライラック」
春から初夏にかけて良い香りがする落葉樹です。花の色は白、ピンク、薄紫などがあり、ハート形の花びらがかわいらしく、満開になると良い香りがします。
北海道札幌市の代表的な花木でもあります。
西日の当たる場所は避け、風通しをよくしてあげると元気に育ってくれます。生長が早く、植え付け数年でたくさんの花を咲かせるようになります。枝が綺麗に生えそろうので、剪定はそれほど必要ありません。
シンボルツリーの注意点!!
素敵なシンボルツリーはたくさんありますが、
住む町の花木を植えるのもおすすめですよ。
ただ、シンボルツリーを選ぶときは、
植える場所など環境条件をチェックすることが大切です。
その環境に合っていない花木を選んでしまうと、
上手く育たないことがありますので事前のリサーチは必要です。
購入する際に専門家に相談してみてください。