土地選びで大切なこと
- 2023/07/21
- コラム
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目次
マイホームづくりで悩む1つに「土地探し」
理想の土地がないからと諦めてしまう方も多いのが土地探しです。
KUMAhomeにお越し頂くお客様も土地が見つからなければ、
諦めようと思いますと・・とおしゃる方が多いのが現状です。
予算内に収める事が本当にムズカシイ!
みなさんが考えるいい土地、理想の土地はなぜ高いのでしょうか。
土地の価格はどのように決まるのでしょうか。
まずは公示地価です。
公示地価は土地の取り引きの際の適正指標として活用されています。
毎年3月下旬頃に国土交通省が公表している土地の価格です。
国土交通省は地価公示法に基づいて全国各地の約2万箇所に
評価対象となる標準地を設置しています。
国土交通省が設置した土地鑑定委員会が標準地の評価を行い、
1平方メートルあたりの価格が決められる仕組みです。
続いて基準地価です。
毎年9月下旬頃に各都道府県が公表している土地の価格です。
各都道府県は、国土利用計画法に基づいて全国各地の約2万箇所以上に及ぶ地点を
基準地として設置しています。
基準地1箇所につき1人以上の不動産鑑定士が評価を行い、
1平方メートルあたりの価格が決められる仕組みです。
なお、基準地価の基準地は公示地価の標準地と重複している場合もあります。
あとは路線価です。
自動車が通れるほどの幅を有している道に面している宅地1平方メートルあたりの評価額です。
7月頃に国税庁が公表していいます。
路線価は、相続税、贈与税、固定資産税、都市計画税、登録免許税などの税金を
計算する際の指標として活用されています。
あとは土地の面積も関係します。広いほど値段が上がると言う事です。
良い!!とされる土地は今栄えている土地と言う事になりますよね。
交通の便が良く、スーパーなどが近い。
利用する人が多いから皆さんが望むものが出来ていくと言いう事です。
どのように土地探しをするべきなの?
まずは何を優先するかです。
多くの皆さんは交通の便をお考えだと思います。
地下鉄から徒歩10分、15分だと土地の価格はかなり高くなります。
ただ、「不整形地」と呼ばれる土地は価格が抑えめになります。
「不整形地」とは形が整えられていない土地で、形状が三角形やL字型など、いびつな形をしています。
隅切り地、三角地、旗竿地、台形地などといった種類があります。
または、主要な道路につながっている部分が極端に狭くなっている土地のことです。
反対は「整形地」
建物が建てやすいように形が整えられた土地のことで、四角形やそれに近い形です。
地下鉄も近いし「不整形地」でもいいのでは?と思われますが
購入の際にはデメリットをしっかり把握!
デメリット
1.追加費用が掛かる可能性がある!
整形地にする場合追加の工事費用がかかります。
傾斜地を平坦にする場合、土を盛る工事で、数百万円の費用がかかることもあります。
2.理想の家が建てられない可能性がある!
法律や条例などの制限がある可能性があります。
旗竿地だと、竿の部分が、道路に2m以上接していなければならないといったように、
建築基準法で定められています。法律だけでなく地方自治体の条例によってはさらに厳しい基準が設けられている場合もあります
3.土地の評価が低い!
整形地と比較すると不整形地は評価が低く売却する際に売りづらいケースがあります。
安く立地がいいからと整形地を買うとあとから後悔する可能性があります。
メリットもあります!
メリット
不動産評価が低いので購入価格はもちろん固定資産税などの税率が抑えられます。
土地の購入価格を抑えてコストダウンを目指したい人は、
不整形地を購入するのも一つの方法です。
また、不整形地だからといって住宅が建てられないというわけではなく、
工夫次第で整形地と変わらない活用をすることもできます。
また、購入前にハウスメーカーや工務店に相談してから購入してください。
専門家からのアドバイスを受けてからがおすすめです。